RAIDは日レセでは使わない事が多い。その代わり2台構成を行う。RAIDはハードディスクにおける二重化であるが、日医の二台構成はコンピュータ自体の二重化である。ただし、これだとサーバーが2台となり、ハードウェアの費用も2倍になり運用も面倒だという事で1台構成で提供している事情があるようなんだけれど、もしもサーバが壊れた時はどうするんだろうか?経済的事情というのが大きく、動けば良いという発想からの脱却は難しいのが現状である。

クラウドでもない。2台構成でもない医療機関様は是非ともバックアップがどうなっているか調べられた方が良い。バックアップも取っていないとなると何らかの理由でハードディスクが壊れた場合は、、、バックアップを取っていたとしてもサーバが止まった時はどうするか考えておいた方が良いかもしれない。

日医のホームページに障害発生時の対応

が記載されているがあくまで2台構成を前提としているのである。1台構成で提供している場合の復旧ではないのである。

ただ、これに対してクラウドはどうかと言うと仮想化技術で2台構成以上の信頼性を実現しているので、そもそも2台構成などは必要ないのであるが、この違いが以外と分かっていない方が多いのに驚かされるのである。これらの事情を理解するれば選択肢はクラウドしかないのが分かる。

しかしながら医療機関にある全てのシステムをクラウド化するのが現実的には難しいならクラウドを使ったバックアップシステムである二重化システムが提案されるのである。

クラウドファーストという言葉があるがクラウド化は国策であり、医療システムを整備するという事においてはかつて医療機関にレセコンを導入したような地道な努力が求められる時代なのだ。風は西から吹いているようだ。

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