提出したレセプトに誤りがあった場合どのようにするでしょうか。この時に自院にレセプトを差し戻して請求し直すのがレセプトの取下げです。

2023年4月より返戻に基づくレセプト再請求は始まりました。これにより従来の紙から原則オンラインでとなりました。併せてこのレセプトの取下げもオンラインでとなりました。

それは毎月5日から月末までレセプトの取下げ可能です。ただし、現在のところ当月請求分以外の取下げとなっています。

そしてこの件は当方にもお問い合わせが何件か来るようになりました。そこでここで内容を整理してまとめておく事としました。

日医標準レセプトソフトの場合の返戻のやり方についてはORCAでのオンライン返戻の方法をご参照ください。

厚生労働省のオンライン請求義務化方針

医療機関に対するオンラインでのレセプト請求を原則義務としました。ただし、2024年9月末のタイムリミット付きです。

そして10月以降も電子媒体での請求を続ける場合は以下のようにしました。オンライン請求への移行計画を提出する事で1年間の経過措置を設けるとしています。

そうした中、2023年4月より返戻も原則オンラインとなりました。ただし過渡期間では紙運用も並行的に行われます。

このような中、支払機関や国保連合会にこの件で問い合わせる場合もあると思います。この場合はオンラインでする事を勧められる事となります。

オンライン請求でのレセプトの取下げとは

再審査・取下げ依頼書を支払基金のホームページよりダウンロードする。そして、依頼書を「取り下げ願い在中」「返戻願い在中」と封筒に朱書きで書き審査支払基金に提出します。

返戻データとして医療機関のオンライン請求画面からダウンロード出来るようになる。ただし、取下げや返戻が認められた場合に限ります。

この封書提出作業をオンラインで行うという事です。この為にシステムの導入が必要となります。それが医療機関再審査等請求ファイル作成ツールとなります。

医療機関再審査等請求ファイル作成ツールの設定

支払基金のオンライン請求画面からプログラムのダウンロードを行います。インストールを行います。またデータアップロード用のフォルダーを準備します。

医療機関再審査等請求ファイル作成ツールの運用

一件一件作成します。またアップロードはフォルダー単位となります。支払基金と国保連合会別々にアップロードします。

オンライン請求でのレセプトの取下げの実際の運用

アップロードする事で以下のような画面で確認するようになります。データに不備があった場合には削除ボタンで削除します。この画面で取下げ要求がどうなったが分かります。

アップロードすると「明細書返付依頼中」になります。処理される事で状況の表示内容が変わって行きます。