ある人から「シェア11%の壁はかなり以前より内部で言われていた」という話を聞いていたが意味するところが今一歩分からなかった。
しかし、事務所の経営アドバイザーから配布されている小冊子の経営コンサルの情報でこれを意味解く文書を読んだので書き留めておく事にした。
これは統計的な市場でのシェアの成長曲線の話である。
シェア11%は影響目標値だそうだ。市場全体に影響を与えるポイント。俗に10%足がかりと呼ばれるのはこの数値らしい。11%までは存在感が乏しいが、これを越えると目立ってしまうので、強者から攻撃されるらしい。つぶしにかかられる。これに耐えて19%の上位目標値に辿りちくかどうか、胸突き八丁だという。
19%になって初めて上位グループと言えるらしい。ここで一つの安定を獲得出来るようだ。
現在の状況については、上位グループと言えるS社たF社との戦いの局面に置かれているという事なのであろう。しかし、この事は逆に言えば19%までは辛抱の時ではないだろうか?11%から19%は苦戦かもしれないが、19%から26%は意外に早く、そして26%から42%までがトップを決める関ヶ原のような最後の勝負どころ天王山となり、最終的な42%から74%までは雪崩のように展開するのではないかという事である。
これを妄想だと言う人もいるかもしれない。しかし、この現代誰も彼もが妄想を抱いて生きている戦国時代なのだ。
市場参入戦略が必要な3%までに5年という時間がかかり、存在を認められる7%を越え11%までは5年はかからなかった。決して楽ではない茨の道程だったのであろう。自分は市場分析のプロではないので良くは分からないが、今までもこれからも幾つかの波がある事には違いはない。
こんな事を書いていると、そんな事より自分の3%を目標にした営業活動の心配をしなさいと怒られそうだ。

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