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オンライン請求からオンライン資格確認
オンライン資格確認とは何か
オルカVPN
IPsec+IKEを使った厚生労働省「レセプトのオンライン請求に係るセキュリティに関するガイドラインに準拠した実用的サービスでありネットワークの安全性については「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に準拠している。
レセプトならびに特定健診におけるオンライン請求の利用に加えて、地域医療連携など他のセキュリティが確保されたネットワーク接続の利用も可能な拡張性を備えている。現在多くの利用者が一般的に使用しているインターネット環境をそのまま使用出来るので高い利便性を持っている。その為にオンライン請求用のパソコンを準備する必要がない場合がほとんどである。
IP-VPN
フレッツ光のようなプロバイダがNTT東日本や西日本の場合はIP-VPNが無料で使える場合がある。インターネットとは異なる閉域IP網を利用するもので、レセプトのオンライン請求に係る安全対策の規定で送信機器の設置場所やソフトウェアの管理では条件が厳しくなり、専用パソコンが必要になる場合が多いが無料である為に利用率は以外に高いようだ。
他にはISDNを用いる方法もある。ただ上記問題に加えて通信速度の問題もあるので実際に使用されている医療機関は少ないようだ。
オンライン請求のメリット
- 決められた時間内であれば何時でも送信可能でレセプトデータ受付時間は休日を含めて毎月5日から7日は8時から21時まで、8日から10日は8時から24時までとなっている。
- 受付・事務点検ASPを利用する事が出来て請求前に事前チェックをかけることが出来るので正確な請求が可能となっています。また請求可能な日付以外でも事前チェックを行う事が出来て月末・月初の作業をより軽減できます。
- 事前にチェックしてエラーが分かった場合は取り消しを行う事が出来て何度でも送り直す事が出来る。ただし、確定をしてしまった場合は後から誤りに気がついても、やり直しは出来ない。この場合は医療機関の方から取り下げ請求をして返戻にしてもらい次回にやり直す事は可能。
- 返戻データについてもオンライン請求可能であるが、都道府県によっては紙で返戻しなければならない場合も存在する。日医標準レセプトソフトは返戻データに対するオンライン請求にも対応しており、簡単に処理出来る。
- 安全性の確保 紙レセプト又は電子レセプトが記録された電子媒体を搬送する場合と比較すると安全性が確保されます。これは個人情報保護の観点からも推奨されるべきシステムの運用方法です。