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収納の画面にしろ会計の画面にしろPF3を押下してみる。そうすると現在処理している患者様のデータが表示される。その患者様というのは収納の画面を開いた時に収納の画面で処理した前回患者様ではなく「日レセ」のシステムで処理した前回患者様なのだ。つまり診療行為の入力を行ったとすれば処理した患者様なのだ。現在表示している画面上だけの前回患者ではないという事。これは日医標準レセプトソフトのオペレーションで結構使える機能ではないか?
患者IDを使わないで日レセを使っている場合は診療行為⇔収納⇔会計照会の画面遷移でいちいち患者名を全角のカタカナや漢字で検索をかけるのは面倒なのでPF3は使える機能となる。
PF1が戻るでPF2がクリア。その次に配置されているので使用頻度の高いキーとしてシステム的には設定されているのだ。
コンピュータは初期の頃はマウスはなかった。より簡単に誰でも使えるようにする為にマウスが出て来て、今はタッチパネルの時代になっている。iPadで日レセを入力は出来るが、基本的にキーボードで入力されるように日医標準レセプトソフトは設計されているので「より早く入力する」という事を考えた場合はやはりキーボードを使うのがスジである。終わりは従ってエンターそしてPF12が早い。ファンクションをマウスでクリックされている方もいるがファンクションはキーボードで入力しよう!
そして、ORCAの画面を使っていて一つ一つの画面の機能を考える場合やはりファンクションは重要だ。何気なく配置されているPF3の前回患者であるがスピードを求めて行く時に是非覚えておきたい機能だ。
以前からusbORCAの存在は知っていたが作る必要性がなかったので一度も作った事が無かった。しかし、ある教育機関様より日レセを使いたいという打診があって、20台あるWindowsマシンを出来ればDualブート出来るようにして使いたいという要望があった。

そこで必要性が出て来たのがusbORCAだ。WindowsではvmplayerORCAを使っている人の方が恐らく多いように思われるが、何分教育用なので多少レスポンスに問題があってもusbORCAの方が良いと考えた。vmplayerORCAでは初心者が操作するのに操作が難しいのではないかと思われるからだ。それにWindowsを立ち上げてからまたvmplayerでUbuntuを立ち上げなければならないのはWindowsを使うのであれば問題ないがWindowsを使わない場合はどう考えてみても二度手間で面倒である。

ただusbORCAの場合はusbメモリからの起動が出来なければならない。BIOSの画面を見て+usbハードディスクの表示があれば大丈夫だと思われるがUbuntuが認識してくれるかどうかはやってみないと分からない。しかし、一旦出来てしまえば20台分をコピーすれば良いわけであるから簡単である。usbはUbuntu10.04で普通にインストールして4ギガもいかないから8ギガもあれば十分ではないだろうか。

(0) BIOSで起動順序を変更する。一番目がCD/DVDで二番目をusbハードディスク三番目を通常のハードディスクとする。

(1) 通常のUbuntu10.04インストール用ディスクを準備する。これは日医の日レセのインストール手順書に書いてあるものである。

(2) 日医の日レセのインストール手順書でハードディスクのパーティショニングで手動を選びusbメモリをインストールするハードディスクに変更するだけである。例えばsdbとかになっているところをインストール対象とするだけだ。購入したばかりのusbメモリならばWindows用になっていてntfs等の領域になっているが、その場合は全て削除し、そこに「ガイドによるパーティション」を行えばsdbにext4に/というroot領域とスワップ領域を自動的に作ってくれる。書き込む時はくれぐれも注意しないとWindowsも壊してしまうので細心の注意が必要だ。長いインストールの後の最後にマスターブートレコードにGRUBブートレコードをインストールしますか?と聞いて来るのでYESとする。マスターブートレコードと言ってもusbメモリのマスターブートレコードなので大丈夫なのだ。

(3) ただusbなのでインストールに時間がかかる。またusbなので起動にも時間がかかる。インストール自体は 日医の日レセのインストール手順書通りにやれば問題なくインストール出来る。ベースシステムのインストールで2時間以上。gnomeのインストールが完了するまでで、又2時間以上。日レセインストールで2時間以上。

(4) 出来あがったusbは基本的にはNICのMACアドレスの問題等があるのでインストールしたマシンでしか基本的には使えないが、インストールにはまる一日かかるので同じ機種のマシンの場合はusbをコピーしておいて後から再設定する。しかし、usbのコピーも1時間近くかかるので20台となると結構大変である。

しかし、どう考えてみてもDualブートは危険だと思った。どうしてもやってくれと言われれば専用ソフトを使ってバックアップをとりながらやれば問題なく出来ると思うが、今までの経験から結局Windowsの方もUbuntuの方も両方とも壊してしまう可能性が高いと思った。Windowsの方も自分が担当するならまだしも勝手にパーティションを縮小してUbuntuを導入するのは管理ベースで問題があると言わざるを得ない。

usbORCAだと管理上の問題はWindows側と完全に分割されるので良いのであるがレスポンスが問題である。一旦動かしてしまえば日レセもサクサク動くが、開始と終了時はちょっと反応が遅くストレスを感じてしまう。

現在、日レセhurdy4.5を使っていて、これをlucid4.6にしようとする場合にアップグレードが良いか?それともクリーンインストールが良いかという問題がある。「どっちにしましょうか?」「どっちが良いですか?」と聞かれたら、大抵の人はクリーンインストールと答える。その方が問題なくて素早く作業を終えるからだ。だいたいにおいて質問の内容からして初心者ですという内容だからだ。

しかし、そのクリーンインストールが良いと答えた人が自分が扱っているシステムではアップグレードを行うのだ。いくつものシステムを扱っていれば尚更である。自信があるからで、色々な問題が発生しても自己解決出来ると当然のように思っている。そして、アップグレードしたシステムはアップグレードした後も何の問題もなく動作し続けるのである。

インストールそのものにかかる時間はアップグレードの方が時間はかかる場合が多い。ただし、クリーンインストールするとインストールする時間は短くても以前のシステムではあるのが当然としていた機能が欠落してしまったりというような事が後から発生したりするのである。だからプロだったら当然「アップグレードでしょう」という事になるがハードウェア自体を入れ替えなければならない場合や最大のパッケージを取得し直したい場合などはクリーンインストールという事になる。

かつて、Debianは一度OSをインストールしたら二度とOSをインストールする必要のないシステムだという事を聞いた事があった。これはまさにハードを入れ替えるまではアップグレードし続けるのがDebianという事であり、そのシステムの特にパッケージシステムの素晴らしさを表現した言葉であった。UbuntuはDebianから派生したディストリビューションなので同じ事が言えるのであろう。

とは言いつつも何が起こるかが分からないのがシステムでアップグレードの作業をしていて袋小路に陥り、結局はクリーンインストールになってしまったという場合もあるようなのだ。へたをすれば「人柱」になってしまう事もあるかもしれない。そういう意味では安全安心なのはクリーンインストールという事も言えそうだ。あなたはどちらを選びますか?

日レセの公式文書ではhurdy4.5からhurdy4.6についてとlucid4.5からlucid4.6についてのアップグレードについては書いてあるが、hurdyからlucidへの日レセのアップグレードについては触れられていない。基本はクリーンインストールだ。hurdyからlucidについては勿論、出来ないはずはなく

https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Install/UpgradeLucid

http://skysh.kyo2.jp/c6678.htmlでスカイ・エス・エッチ様が手順を公開されているが日レセの削除が手順に入っていて、やはり日レセ自体についてはクリーンインストールの扱いのようだ。単純なaptラインの修正だけでは上手く行かないのだから当然と言えば当然なのであろう。

 

日レセの公式インストールマニュアルには

$sudo -i

#

sudoではなく、ルートになって実行しなければならない部分が結構あるが

sudoで実行しないで上記でわざわざ実行するのはルートの実行環境でコマンドを実行したいという事なのであるが

Ubuntuのコミュニティでは

推奨されない方法として書かれてある。要するに#を出力させるなという事であり、#で実行するなという事なのだ。それが正しいUbuntuの使い方という事だそうだ。

「Ubuntuにおいてデフォルトでrootアカウントのパスワードはロックされている」

これはUbuntuのセキュリティ上非常に重要な事らしい。Debianには存在しなかった機能である。

#passwd

なんてやってしまうとこのパスワードロックが無効化されてしまいシステムが危険な状況になるらしい。

su - root -c コマンド文字列

をコマンドスクリプト上でやりたいが為にパスワードロックを無効化してしまった。

rootアカウントのパスワードロックを有効化するには

$sudo usermod -p '!' root

コマンドスクリト上でルートで実行したい場合は

sudo sh -c コマンド文字列

が正解のようだ。

2010年8月よりUbuntu10.04がリリースされた。現在の最新版日レセ4.5についてのサポート期間は2013年3月までとなっており、4.6や4.7もこれで行けるという事なのだ。

Ubuntu8.04からUbuntu10.04になって大きく変わったのは起動速度である。それとUbuntu8.04の4.5日レセとUbuntu10.04の日レセでは漢字入力が変わったという事である。cannaは普段Windowsを使っている人には慣れるまで時間がかかったがWindowsと同様の入力方法になった。

さらにはハードウェアの認識率が高くなった事であろうか。今までインストール出来なかったマシンにインストール出来るようになったという事である。ますますインストールは誰でも出来るようになり敷居が低くなったという事なのだ。

しかし、多くの認定事業所が抱えている医療機関の多くは未だDebian etchのところも多いのではないだろうか。現在の最新版日レセ4.5で行けば2012年の10月まで日医がサポートしてくれるからなのだ。Debian Projectでは既にetchはサポートが終了しているのだ。何故か深く考えたくないのであるがORCA ProjectがDebianからUbuntuに変わった事については何か残念なような気もしている。

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